松の司のひやおろしは京料理の味

田染荘の山猿

2012年10月10日 10:57

松の司 純米吟醸ひやおろし

昨夜は連休明けで、何かとバタバタしていまして今日は唐揚げでという話になりました。他県のことは判りませんが、大分県では唐揚げは唐揚げ専門店で買うもので家庭で作ることはありません。うちの近くにもこんな田舎にもかかわらず「とりひさ」さんという、精肉販売と唐揚げをしているお店があります。

ですから、鶏の唐揚げ・砂ズリの唐揚げ・コロッケを注文して、それをおかずに夕食を食べました。何もないのも寂しいのでサラダくらいは作ってもらいましたが。

本来なら、松の司には合いにくいおかずなのですが、そこは懐の深い日本酒です。何とか合わせて食べることが出来ました。

でもホントに合わせるなら、キッチリした日本料理がベストでしょう。なにせこのお酒ビックリするほど主張がない(あまり見えてこない)のに奥深い味わいがあります。表面に出していないだけで、その根底にあるものは日本料理の神髄を見たような気になるお酒で、派手な味わいではなく、下処理を丹念ほどこして、出汁の旨さを奥に秘めたような京料理的なお酒です。

このお酒はそれこそ「飲まなきゃ、わからんわからん」奥ゆかしい味がお好きな方にお薦めいたします。

720ml 1.785円
1800ml 3.570円


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