フィリップ・ナデフ
ご存知の方は少ないと思いますが、ブルゴーニュ コート・ド・ニュイの一番北にマルサネという村があります。その少し南にフィサンという村があり、そこに本拠地を置くドメーヌが
「フィリップ・ナデフ」です。特に白ワインは珍しい商品です。
以下輸入元の資料より
1983 年に当主であるフィリップ・ナデフ氏により設立されたドメーヌ。本拠地はフィサン村にある。実家から受け継いだ葡萄畑の多くがジュヴレイ・シャンベルタン村の輝かしいアペラシオンばかり。さらにその畑の多くが40年以上の貴重な古樹である。フィリップ氏は修行時代に5年間シャンボール村のドメーヌ・コント・ジョルジュ・ドゥ・ヴォギュエで過ごし、畑の管理から醸造技術にいたるまで多くを学んだ。そんな彼のこだわりは、「良いワインを造ることが大切なのではなく、良い葡萄を作ることが大切である。
新樽比率は25%〜100%(年やアペラシオンで異なる)、約17ヶ月の樽熟成後を経て、清澄もフィルターがけも行わずに瓶詰。栽培においては、化学肥料を一切使わぬ有機農法を実施しており、農薬は必要最低限だけ使用する(除草剤は一切用いない)。健康で安全な完熟した葡萄を育てることがワイン造りの全てだと熱く語る真面目なヴィニュロンである。
2004 マルサネ・ブラン・ヴィエイユ・ヴィーニュ ¥3500
マルサネの平地部分のヴィラージュ。石灰質は少なめで、粘土質が強い土壌。凝縮した果実味を持つ、出色のシャルドネを生む。
2004 マルサネ・ルージュ ¥3300
マルサネの平地部分のヴィラージュ。フィサンとは対照的に、鉄分の少ない粘土質の土壌からは、フランボワーズなど赤いベリー系の果実のニュアンス持つワインを生み出す。
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